海外の反応「もうお金がない」 米国でゲームのサブスクによる収益が横ばいに

gamesradarの記事より。
米国では過去2年間でサブスクによる利益が横ばいとなっており、この1年ではわずか1%の成長にとどまっているそうです。

ゲームのサブスクにはPlayStation Plus、EA Play、Xbox Game Passなどがありますが、近年では大手企業が持続不可能な成長を追い求め、それに向けて投資を続けてきたひずみがこのように表れてきているのではないかと記事に書かれています。
これに対し、多くの海外ゲーマーが昨今のサブスクというビジネスモデルに鬱憤を抱えていたようで、わずか半日ちょっと12,000件以上ものコメントを寄せていましたので紹介します。


■海外ゲーマー
いいことだよ
 

■海外ゲーマー
もうみんなそういうのに疲れてるからだよ。僕の場合はNetflix、Hulu、Peacock、Disney、GamePass、PS+、Dota+、Amazonプライムなどなどなど… 

  • 最近は何でもかんでもサブスクでとにかく腹が立つ。
  • もうお金がないんだ。人々の収入はどんどん減っているし、生活費はかつてないほど高くなっている。
  • 明白な資本主義だね。政治的なことには触れないけど、僕たちは自分の財布を見ながら投票するのが本来の正しい方法だよ
  • Dota+ なんてサブスクまであるのが草。それとも他のゲームと同じように バトルパスなのかな?

■海外ゲーマー
ほとんどのアメリカ人は、質の高い食品を買う余裕さえないよ。
 

■海外ゲーマー
俺は入ってたサブスクをいっぱい解約したよ。
経済的に無駄なだけでなく、これらのサービスはお金を払うだけのビジネスに値しない。
 
(動画配信サービスの場合)新番組は10話ずつで4シーズン終わるのに10年かかる。
有料版でも広告が出る。
 
新番組が作られたとしても、伝統的なテレビに比べれば情けないほど少ない。なぜ毎年2本しか新番組がないのか?
サービスのインターフェースは10年間進化も改善もしていない。
 
優れた脚本家はもう出て行ってしまった。ハリウッドは全体的に、面白い物語や説得力のある物語を提供しなくなっている。
配信を停止したりサービスを終了したりするのは簡単なようで簡単でない。
 
ストリーミングサービスは企業側が利幅縮小を恐れて投資しようとしないのは明らかだ。
 
見もしない番組、避けられない広告、面白いものが作られない、こういうものにお金を払うのはもううんざりだ。 くそったれ。ケーブルテレビみたいだ。
 

■海外ゲーマー
より多くのものがサブスクリプションになりつつある。
自動車メーカーでさえ、その流れに乗りつつある。クソみたいなシートヒーターや馬力アップのために毎月サブスクリプションを支払わなければならないだって?どうなんだこれ
 

■海外ゲーマー
賃金はほとんど動かず物価は急騰。
 

■海外ゲーマー
購入していたサブスク期間が終了して、料金が上がったのでPS+をやめた。
解約した後、買い逃したと思ったゲームは1つもないよ。

  • (PS+の)オンラインでプレイするためにはお金を払わなければならないというビジネスモデルは詐欺だろ(笑)
    僕は数年前、オンラインプレイにお金を払わなくていいPCゲームにどっぷりハマったから、PSでオンラインプレイするのはやめたよ
  • ↑ 僕もいまだに理解不能だ。インターネットプロバイダに2重にお金を払うようなものだ。もしSteamがそんなことをしたらどうなるか想像してみてほしい。

■海外ゲーマー
PS+の契約を解約するのを忘れていたけど次回は更新しないつもりだよ。 料金がバカバカしい…
 

■海外ゲーマー
サブスクベースのビジネスモデルは、ソフトウェア流通の最大の汚点だね。 

  • そして癌のように広がっている。何年もの間無料で提供され、ダウンロードしたユーザー数のおかげで現在の地位を築いた多くのスマホアプリが、今ではその同じユーザーからお金を要求している。
  • サブスクは嫌いだ。俺は何に対してもお金を払わない。みんな自分のモノになるものが欲しいんだ。ふざけるな。毎月20ドルを永遠に払い続けるくらいなら、生涯ライセンスに500ドル払う方がマシだ。

■海外ゲーマー
ゲームを作って売ってくれればそれでいいんだ。そのゲームが価格に見合うかどうかを決めるために、第三者であるサブスク業者にお金を払いたくはない。 

  • それに、僕はただゲームを購入してそれを所有し、その後もずっとアクセスし続けたいだけなんだ。
  • こういう古い考え方は、最近の企業は理解できないんだよ

■海外ゲーマー
(記事にあるような)そういう状態、つまり低価格で長期間安定した価格がサブスクのポイントなのでは?
たっぷり稼いでずっと生き残り続ける企業なんてないのでは?
ずっと前年より成長し続けなければならないのか? 

  • 上場企業は本来、前年同期比で横ばいという結果を出すわけにはいかない。マイクロソフトの場合、株価収益率(PER)は約38倍と非常に高い。CEOを含む重役クラスは皆、その評価を維持し、高めるために存在しているんだ。CEOが取締役会で「もう会社は十分に大きくなったから翌年度の収益予想は今年と同じだよ」なんて言ったら、その会社は事実上成長が止まったことを意味するから、即座に会社から追い出されるだろう。素晴らしいシステムだね
(補足)PER:投資ではPERが高いと割高(買われすぎ)の指標としても使われるが、その一方で投資家からの期待値が高いということでもある。
執筆時点のNVIDIAのPERは100倍を超えている

■海外ゲーマー
サブスク1つで10ドルというのは、それ自体が問題というわけではない。
しかし、各企業がそれぞれ独自のサブスクをユーザに求めるようになると、それはもはや手頃な価格とは言えなくなる。
 
例えばゲームのサブスクはそれほどお得ではない。
「10ドルで何百種類ものゲームが遊べる」とお得そうに紹介されているが、他の趣味や社会的責任を持つ大人であれば、実際にそんなにたくさんのゲームをプレイする時間があるだろうか?
 
Netflixのようなものの方がまだうまくいく。テレビシリーズや映画は、ほとんどの場合ゲームよりも全然時間がかからないからだ。
マイクロソフトがゲームパスのDay1リリースで特定の新作に打撃を与えているのは言うまでもない。
 

■海外ゲーマー
ゲームのサブスクな豊かな国でのみ提供されている。
PSNが195カ国のうち70カ国でしか利用できないという事実は、世界の他の国々はゲームのサブスクなんてどうでもいいということを物語っている。
 

■海外ゲーマー
ゲイブ・ニューウェルが亡くなってSteamが証券取引所に上場したらその瞬間、僕はSteamの将来が心配になるだろう。新CEOの取締役会が、このプラットフォームでより略奪的な慣行を実施し始めるに違いないからね。
 

(補足)ゲイブ・ニューウェル(Gabe Logan Newell):Steamを提供しているValve Corporationの共同設立者および業務執行取締役。

■海外ゲーマー
最初はこのアイデアが好きだったけど、時代が進むにつれて興味のあるゲームを買う方がずっといいと思うようになったよ。
それに、結局サブスクに入っていても人々は興味のあるゲームをクリアするだけだから、やりたいゲームが出てくるのを待つ間もずっとお金を払い続ける価値はないと思う。
 

■海外ゲーマー
俺はサブスクなんて大嫌いだ。俺にクソゲーを売ってくれ。
 


管理人
個別のゲームでも最近は「シーズン制のバトルパス」のようなサブスクも増えてきていて確かにうんざりしてきます。
 

翻訳元
“Revenue from gaming subscriptions has reportedly barely increased in the last two years in the US”
 

シェオたん

ゲーム好きおじさん。ジャンルを問わない雑食性。 ガラクタだって言う人もいるけど、俺は宝物って呼んでる。