AAAスタジオはPCに最適化されていないのを言い訳するな

タイトルのとおり、昨今のAAAスタジオからリリースされる多くのゲームが発売時点ではPCに最適化されていません。その言い訳として、各社ともXboxやPSなどのコンシューマ機に合わせたためだと説明されることがあり、不満を抱えている人が続出している印象です。
今回はそんな海外ゲーマー達の反応を紹介します。

■スレ主
StarFieldからCyberpunk 2077 -仮初めの自由-に戻るという、これほど明確な例は経験したことがない。
3070tiを搭載した私の平均的なノートパソコンでは、DLSSを使ったレイトレーシングでCyberpunkをウルトラ設定でプレイでき、常に80～90fps以上だ。また、このゲームは本当にゴージャスに見える。Starfieldで120時間プレイしたときは、LowからMediumに切り替えても安定した60fpsが出ず、特に街中では何をやっても解決しないような悲惨な状態だった。
しかも、StarfieldはCyberpunk が発売される10年前に出たようなゲームだ。Cyberpunk は基本的にNVidiaの子飼いであらゆる技術を投入しているため、不公平な例かもしれないがそれでも自分の失敗をコンシューマ向けハードウェアのせいにするのは、2023年には絶対に通用しない。

■海外の反応
「平均的なノートPC」
「3070ti」

なんて？
　
（管理者注：NvidiaのグラフィックボードGeForce RTX 3070 Tiはデスクトップでも大抵7万円以上、搭載ノートPCは20万円以上します）

■海外の反応
僕はフレームレートやゲームの安定性が許容レベルに達するまで購入しないことにしてるよ。
ほとんどのゲームは2、3か月以内で修正される。
　
あと…
　
3070ti搭載ノートは世界では平均的ではなくハイエンドっていうんだ。

• デスクトップの世界でさえ、これはかなりハイエンドだ。多くの人は3070tiを買う余裕がない。多くの人は、その類のハードウェアに数百ユーロや数百ドルを投資できるわけではないことを忘れていると思う
  
• steamのハードウェア調査によれば、平均的なPC/ノートPCは1060、3060、1650のいずれかだね。
  
• ホグワーツ・レガシーにはまだ不満がある。もう半年以上経つのに、いまだに僕のPCではパフォーマンスが悪いんだ :/。

■海外の反応
サイバーパンクは発売後、さらに3年間も最適化を進めたけどね

• つまり、スレ主の考えをさらに裏付けることになる。
  俺たちはケースから出してすぐにきちんと動くゲームを求めているのであって、神スペックでもないPCで良い設定でプレイできるようになるまでに3年もかかるようなゲームを求めているのではない。
  
• スレ主は、なぜ我々がクソゲーを手に入れ続けるのかの生きた証拠だ。人々は忘れ、次のビッグタイトルを予約する。
  
• ↑スレ主自身の投稿は、AAAスタジオがローンチ時に洗練されたゲームを必要としない理由の完璧な例だね。
  なぜならAAAスタジオはゲームをリリースし、資金を集め、事後的にパッチを出すだけで多くの人がローンチ時の混乱ぶりを忘れてしまうから。
  
• ゲームを新品で買うことはほとんどないね。29歳で初めて予約したのはバルダーズ・ゲート3だった。
  
• ↑それは最高の選択だったな
  
• おい、サイバーパンクは「去年の秋に発売されたばかり」じゃないか…
  
  （管理者注：発売されたのは3年前ですが、Cyberpunkも同様に当初様々な問題があり、後に評価が上がり始めました）
  
• 今の状態が本来スタート地点にあるべきだった
  
• ↑同感だ。まだ彼らが約束した「RPG」ではない。でも、3年かけて磨き上げられた素晴らしいビジュアルに加え、ありのままを受け入れることができた今、僕はこのゲームを本当に楽しんでいる。

■海外の反応
Cybepunkはローンチ時でさえ、PCの性能はまだそれほど問題ではなかった。バグや約束の未達成が問題だったのだ。そして前世代機でのパフォーマンスだ。

• いや、このゲームは発売当初、バグや障害に加え、PCとしてはクソみたいなパフォーマンスだった。StarFieldには遠く及ばない状態で発売され、ある面ではもっと悪かった。みんな忘れているよ

■海外の反応
ローンチ時でさえ、CybepunkはPCで問題なく動作した。言うまでもなく、StarFieldは2015年に開発に着手し、Cybepunkは2016年に始まった。

■海外の反応
Cybepunkを例に出すなんてバカげてるぜ。現実を思い出せ

• みんなウィッチャー3でも同じことをしてたよ（程度は低いが）。
  荒削りなローンチだったことを忘れ、後になってようやく今のような洗練されたレベルになったのに。
  彼らはNo Mans Skyも良いローンチだったと言うかもしれないな。
  
• 「PC版ラスト・オブ・アスのように完璧で完璧なローンチだったね」
  
• 私は、人々が戦争の残虐行為を忘れ、また同じ過ちを犯すことを心配している。
  
• ここ数日、Cybepunkがやたらと目につくのは俺だけか？笑
  
• 2023年の皆さん。2023年はゲーム史上最大の年の1つであり、すべての大作には、小言でいっぱいの巨大な憎悪列車がついて回っています。
  オーバーウォッチ2はsteamで低評価のゲーム。StarFieldのリリースはNo man’s SkyやCybepunk（伝説の大失敗作）よりもひどい扱いです。
  
• StarFieldの水の物理演算とCybepunkのそれを比較する人たちを見て、彼らはCybepunkのときにもまったく同じことをしていたのをすっかり忘れていた。
  
• Cybepunkは当時GTAと比較され、まるで最先端のデザインとAIを備えたゲーム業界の慈悲深い模範であるかのように言われてた。

■海外の反応
「発売されたばかりのこのゲームは、3年前に発売されたこのゲームほどには動かない！」
　
一方、3年前
　
「発売されたばかりのこのゲームは、10年前に発売されたこのゲームほどうまく動かないんだ」

■海外の反応
彼らは文字通り言い訳をしている。とにかくゲームは売れるからね。

■海外の反応
Cybepunkも出た当初はゴミだったからベストな例ではないだろ。

• 前世代機では大失敗だったし、PCではバグと障害だらけだった。実際のところ、パフォーマンスは変わっていない。むしろ、ローカルRTシャドウや高いNPC密度などのせいで、ゲームは発売時よりも重くなってる。
  
• 最適化に関しては置いといて、パフォーマンスはビジュアルから期待されるものと完全に一致していた。
  発売時に8年前のCPUとGTX 1070でプレイしたようにね。中程度の設定で問題なく動作し、私がプレイした中で最高のオープンワールドゲームに見えた。

■海外の反応
Cybepunkは文字通り、ソニーが返金ポリシーにも関わらずストアから撤退させ、返金を認めたほどひどかった唯一のゲームだ。新しい例を見つけよう。

• CDPRは「返金する」と言ったけど、ソニーはそれを快く思わなかった。もしCDPRが返金に応じなければ、ソニーは喜んで販売しただろう。

■海外の反応
…ゲームの最適化とは、「俺のPC環境でゲームXをウルトラ設定で実行できるなら、ゲームYもウルトラ設定で実行できるはず」だという意味ではない。
最適化とは、ゲームプレイやビジュアル体験を向上させるためにパフォーマンスを向上させるプロセスなんだ。

メニューにビデオ設定オプションがあり、グラフィック性能を正確かつ効率的に変更できるということは、そのゲームが最適化されていることを意味する。

• さらに、サイバーパンクは前世代機を念頭に置いて作られていた（うまくいったとは言わないが、PCHからUSB 2.0経由で接続された低速のSATA IIハードディスクから、非常に古いCPUによって限られたDDR3メモリにストリーミングされながらゲームを実行しなければならないことを承知で、設計上の決断を迫られていた）。
  Starfieldの場合はそういう制約を念頭に置いて最適化する必要はなかった。

管理人
いつの間にかStarField vs Cyberpunkみたいな流れになってました。
StarFieldの評価は賛否分かれることが多いですね。

翻訳元
Triple A studios have NO EXCUSE not to optimize their games properly.